※この記事には広告・アフィリエイトリンクを含みます。登山道や施設の情報は、2026年10月11〜12日の現地体験と確認できた公式発表に基づいています。
2026年10月11日〜12日、白山の南竜ヶ馬場(みなみりゅうがばんば)にテントで1泊し、御前峰まで登ってきました。秋色に染まるトンビ岩コース、静かなテント場、山荘と紅葉を入れた天の川撮影。さらに、早朝の市ノ瀬シャトルバスの行列や、翌朝の霜と結露まで、実際の写真とGPX記録を使って紹介します。

私は以前にも白山を日帰りと室堂泊で訪れ、山頂や池の近くで星空を撮影してきました。今回は初めて南竜ヶ馬場に泊まったので、「これから白山でテント泊したい人が知りたいこと」を、登山前夜から下山後まで時系列でまとめます。
- 別当出合から南竜ヶ馬場への登山ルートとGPX時刻・距離
- 市ノ瀬駐車場、シャトルバスの混雑と乗車券の買い方
- 南竜ヶ馬場の受付・テント設営場所・トイレ・水場
- トンビ岩コース、室堂、御前峰、エコーラインの紅葉
- 星空の撮影例、10月の服装、シュラフ、翌朝の結露
- 別当出合から市ノ瀬まで歩いた実体験と注意点
注意:南竜ヶ馬場の水場・トイレの利用期間や、白山の通行規制、シャトルバスの運行日は変更されます。この記事にある料金・時刻は2026年の情報です。計画時は後半にまとめた公式サイトを確認してください。
- 2026年10月の白山テント泊|1泊2日のコースとGPS記録
- 前夜、市ノ瀬駐車場へ|21時でも車が多く星空がきれいだった
- 市ノ瀬シャトルバス|4時半の待機列と乗車券の買い方
- 別当出合から砂防新道で南竜ヶ馬場へ|実際の登山道を写真で紹介
- 南竜ヶ馬場テント場に到着|予約・受付・料金・トイレ・水場
- テントに荷物を置いて御前峰へ|登りはトンビ岩コース
- 室堂から御前峰へ|快晴の山頂と北アルプスの展望
- 下りはエコーライン|木道と草紅葉を眺めてテント場へ
- 南竜ヶ馬場の星空撮影|山荘・紅葉・NEMOテントと天の川
- 10月の南竜ヶ馬場は寒い?実際の服装・シュラフ・防寒装備
- 翌朝は霜と強い結露|10月12日のテント撤収で困ったこと
- 2日目の下山|中飯場のトイレは使えず、別当出合へ
- 別当出合から市ノ瀬まで約57分歩いた|バスに乗らなかった帰り道
- 下山後は白峰温泉総湯へ|湯のしっとりした感触がよかった
- 南竜ヶ馬場テント泊でよかった点・注意したい点
- 白山・南竜ヶ馬場テント泊のよくある質問
- 白山登山の公式情報・関連記事
2026年10月の白山テント泊|1泊2日のコースとGPS記録

| 項目 | 今回の内容 |
|---|---|
| 登山日 | 2026年10月11日(日)〜12日(月・祝)/前夜10月10日(土)は市ノ瀬で車内仮眠 |
| 登山口 | 別当出合(市ノ瀬からシャトルバス利用) |
| テント泊地 | 南竜ヶ馬場野営場(標高約2,080m) |
| 往路 | 別当出合 → 砂防新道 → 甚之助避難小屋 → 南竜ヶ馬場 |
| 初日の山頂往復 | 南竜ヶ馬場 → トンビ岩コース → 室堂 → 御前峰 → 室堂 → エコーライン → 南竜ヶ馬場 |
| 2日目 | 南竜ヶ馬場 → 砂防新道 → 別当出合 → 市ノ瀬まで車道歩き(一部小走り) |
| GPXで連続記録された距離 | 約17.8km(テント場周辺の撮影移動を含む/市ノ瀬までの道路の欠測部分は含まない) |
| GPS上の最高記録標高 | 約2,697m(御前峰の公称標高は2,702m) |
| 天候と体感 | 初日は晴れで星空を撮影。翌朝は地表に霜、テントに結露 |
YAMAPのGPXは864地点の位置情報を含みます。以下の時刻・距離はその軌跡と撮影時刻を照合した目安で、休憩や撮影時間も含みます。一般的な標準コースタイムとは異なります。
| 日時 | 通過・行動 | 記録 |
|---|---|---|
| 10/11 5:57ごろ | 別当出合から歩き始める | GPS開始点:標高約1,258m |
| 10/11 7:35ごろ | 甚之助避難小屋周辺 | 写真の撮影時刻から確認 |
| 10/11 8:22〜8:24 | 南竜ヶ馬場の施設付近 | セントラルロッジ・南竜山荘の写真と照合 |
| 10/11 8:34ごろ | テント設営場所付近 | 登山口から約4.8km |
| 10/11 9:10ごろ | テント場から山頂へ | 荷物を置いて出発 |
| 10/11 10:18ごろ | 室堂 | 写真の時刻と照合 |
| 10/11 10:56ごろ | 御前峰付近 | GPS最高記録標高約2,697m |
| 10/11 12:54ごろ | テント場に戻る | 登山開始からここまでの軌跡約12.1km |
| 10/12 7:05ごろ | 南竜ヶ馬場から下山開始 | GPS記録 |
| 10/12 8:49ごろ | 別当出合付近 | 下山区間のGPS軌跡約4.6km |
| 10/12 9:03〜10:00 | 別当出合 → 市ノ瀬 | 本人メモで57分/道路のGPS軌跡は途中欠測 |
初日にはさらに夕方〜夜の撮影で約1.1kmをGPSに記録しています。一方、別当出合から市ノ瀬までの道路はバッテリー切れなどで途中記録が残っていません。道路区間を直線でつないで「総歩行距離」を水増ししないよう、17.8kmとは分けています。
前夜、市ノ瀬駐車場へ|21時でも車が多く星空がきれいだった
10月10日21時05分到着、第2駐車場は満車
10月10日17時15分、岐阜県各務原市方面から車で出発しました。休憩を含め3時間半〜4時間を見込み、21時05分に市ノ瀬駐車場へ到着。山道ですれ違う車が少なく少し不安でしたが、駐車場には多くの登山者の車があり安心しました。
係員の方に案内されたのは第3駐車場。第2駐車場はすでに満車でしたが、第3駐車場にはまだ余裕がありました。私の場所からトイレは徒歩約1分。夜に駐車場へ入るときは、現地の誘導に従うのが確実です。


駐車場の気温は12℃、満天の星空だった
21時ごろの車の外気温表示は12℃。半袖Tシャツとサンダルのままトイレへ歩くと、ほんの1分でも寒さを感じました。フリースを着て車内に寝床を準備。21時33分ごろ、歯磨きを終えて横になりました。

道中はスマートフォンの電波が入らない区間もありましたが、私が停めた場所では4G表示を確認できました。ただし通信状況は通信会社・端末・場所によって異なります。
ビジターセンターとトイレを写真で確認


入口にはビジターセンターの開館時間が8:45〜17:00と掲示されていました。これはビジターセンター自体の開館時間であり、すべての周辺設備・トイレがその時間しか使えないという意味ではありません。
市ノ瀬シャトルバス|4時半の待機列と乗車券の買い方
4時07分にチケット売り場へ、4時30分には約100人待ち
10月11日4時07分ごろ、私はチケットを買うために売り場へ向かいました。当日は5分ほど並んで購入できましたが、そのころにはすでにバス待ちの登山者が約50人。先頭付近では、ザックを並べて順番を待つ様子も見られました。

いったん荷物を整えて4時30分ごろに戻ると、体感で約100人の列になっていました。階段の下から建物の裏まで伸びているように見えました。人数は私の目測であり、公式な集計ではありません。

2026年の料金は大人片道1,000円


2026年の運行事業者の案内でも、大人は片道1,000円・往復2,000円です。現地には4:30から販売という掲示がありましたが、私のメモには4:07ごろ売場に向かった記録も残っています。当日に掲示より早く販売が始まっていたかどうかは未確認なので、次回の販売開始時刻は現地と公式で確認してください。
風が弱く、車の温度計は12℃。薄手のフレキシブルロングパンツ、ジオラインの長袖インナー、ウィックロン半袖、シャミースフリースで待ちました。吐く息が白くなる冷え込みでした。
5時30分のバスに乗り、5時50分に別当出合へ
当日は臨時便が出ていて、約20分間隔という基本案内より早くバスが来る場面もありました。私は体感で4台目ほどの5時30分発に乗り、5時50分ごろ別当出合に到着しました。


市ノ瀬〜別当出合は約6km。規制期間中は一般車の通行ができず、バスを利用します。運行日は日付によって異なり、登りの運行がない日や下りの終了時刻が早い日もあります。シャトルバス運行会社の2026年案内で最新の情報を確認してください。
別当出合から砂防新道で南竜ヶ馬場へ|実際の登山道を写真で紹介
5時50分別当出合着。登山届とトイレを済ませる



別当出合に着いたらトイレと登山届を済ませ、6時ごろに出発しました。テント泊装備を背負った登山者は、私の周囲ではそれほど多くない印象でした。
吊り橋を渡り、石段と丸太階段を登る


橋を渡った直後は登りが続きます。その後は岩の段差や階段が出てくるものの、私が歩いた範囲では整備のよさを感じました。「白山は歩きやすい」という印象でも、雨や凍結、重い荷物が加われば難しさは変わるので足元を慎重に進みます。



甚之助避難小屋と標高1,970m付近の展望
7時35分ごろ、写真の時刻では甚之助避難小屋周辺にいました。標高約1,970mの小屋付近まで来ると周囲の展望が開け、遠くの山並みが気持ちよく見えました。



南竜分岐から南竜ヶ馬場へ。2026年は一部通行止め
南竜ヶ馬場へは砂防新道から南竜方面に分岐して進みました。2026年10月は、砂防新道の南竜分岐〜黒ボコ岩間が改修工事で通行止め。山頂方面へ直接進みたい場合にも、現地の規制に従った計画が必要な時期でした。
白山観光協会の案内では、9月14日から10月下旬までの予定で通行止めとなり、エコーラインは同日から仮復旧で通行可能とされていました。通行止め区間へ向かう人を見かけても、他の登山者の行動を根拠に進入しないことが大切です。
公式の規制情報:2026年砂防新道・エコーラインのお知らせ
南竜ヶ馬場テント場に到着|予約・受付・料金・トイレ・水場
8時22分ごろには施設付近へ。テント場は広くて静か
8時22〜24分ごろには南竜ヶ馬場のセントラルロッジや山荘周辺で写真を撮っていました。GPXで8時34分ごろに着いたのはテント設営場所の付近です。別当出合から設営場所までの記録距離は約4.8kmでした。

当日は見渡した範囲で約30張り。前日は60張りだったと現地で聞きましたが、正確な入場数の統計ではありません。以前の涸沢テント泊の賑わいと比べると、南竜ヶ馬場は驚くほど静かで、ゆったり過ごせる雰囲気でした。
泊まったのは茶色のNEMOテント。トイレまで歩いて約30秒
今回持参したのは茶色のNEMOテントです。私が設営したのは山荘の建物が見える入口寄りの、番号のない平らな場所。地面が整っており、出入りも快適。トイレまでは私の歩く速さで約30秒でした。番号付きの場所も見ましたが、私にはこの場所が使いやすく感じました。


セントラルロッジの無人受付で手続き

南竜ヶ馬場野営場は、2026年の施設公式案内で予約不要。セントラルロッジの無人受付を利用し、清掃協力金は大人1人1泊1,000円、中学生以下500円。現金で釣り銭が出ないため、ちょうどの金額を準備しておくと安心です。
2026年の施設営業案内は7月1日〜10月15日です。10月16日以降のトイレ・水道などの利用可否は別途確認が必要で、私が宿泊した11〜12日の状態をそのまま当てはめないでください。
テント場のトイレはきれいだった


今回訪れた白山のトイレは、全体的にきれいだと感じました。特にテント場のトイレは設備が整っていて、宿泊するうえで安心感がありました。ただし、中飯場ではトイレが使えなかったので、休憩地点ごとに利用状況は異なります。
テント場とセントラルロッジの水場|節水の掲示もあった


水場が利用できた点は便利でした。一方、写真には「水不足のため、節水にご協力お願いします」という掲示も写っています。水がいつでも無制限に使えるという意味ではありません。水の供給・飲用上の注意・使用可否は、訪問時の掲示に従ってください。
南竜山荘と売店も立ち寄った


私が訪れたとき、山荘には売店がありました。一般登山者向けの食堂営業は確認できなかったので、夕食を買える前提で計画しない方が安心です。宿泊者向けの食事提供とは区別して、利用予定がある場合は施設へ問い合わせてください。
受付・利用期間・料金の詳細:南竜山荘・南竜ヶ馬場野営場の公式案内
テントに荷物を置いて御前峰へ|登りはトンビ岩コース
9時10分ごろ出発。静かな岩場と紅葉が続く
テントを設営したあとは、重い荷物を置いて山頂へ出発。登りはトンビ岩コースを選びました。私はこの区間ですれ違った登山者が1人だけ。エコーラインより人が少なく感じられ、静かに歩きたい私には好みの道でした。


チングルマの紅葉と赤く色づく低木
このコースで特に心に残ったのが、足元を彩る植物の紅葉でした。チングルマは赤く色づいた葉と白い綿毛が美しく、背後の山並みと一緒に写すこともできます。


赤紫の実をつけた低木もあり、私は「ブルーベリーのようだ」と感じました。ただし、写真だけで種類は断定できません。山の植物は保護対象や類似種もあるため、読者に採取・食用をすすめるものではありません。
室堂から御前峰へ|快晴の山頂と北アルプスの展望
10時18分ごろ、室堂ビジターセンターへ


室堂には以前泊まったことがあります。久しぶりに歩いてきた建物や景色を見ると、昔の登山の記憶がよみがえりました。ここからさらに御前峰を目指します。
10時56分ごろ御前峰に到着。山頂標識は撮影待ちの列

この日はすっきり晴れ、山頂には多くの人がいました。私も山頂標識の前で順番を待って写真を撮影。GPXで山頂付近に着いたのは10時56分ごろです。


御嶽山が大きく見え、遠くには北アルプスの山並みも望めました。個々の峰名は写真と方位をさらに照合できていないので、この記事では断定しません。
山頂から見えた池と、かつての星空撮影の思い出

御前峰から見下ろす池も美しい景色でした。以前、このあたりで池と星空を撮影したことがあります。離れた場所にあった巨大な雲が近づき、あっという間に周囲が真っ白になったときの迫力を思い出しました。
室堂でおでんと冷たいキリンレモンを味わう

帰りに室堂へ戻り、おでんと冷えたキリンレモンでひと休み。歩いたあとに飲む冷たい炭酸は格別でした。価格はメモの音声入力が不明瞭なので、ここでは正確な金額として掲載しません。
下りはエコーライン|木道と草紅葉を眺めてテント場へ
帰りはエコーラインで南竜ヶ馬場へ。木道の先に草紅葉と山並みが広がり、登りのトンビ岩コースとは違う景色を楽しめました。写真を撮りながら、12時54分ごろテント場に戻りました。

通行止めの案内があった黒ボコ岩方面へ向かう人も見かけましたが、私は公表された規制に従ってエコーラインを利用しました。仮復旧した道なので、今回歩けたことだけを根拠に安全性を一般化するつもりはありません。
戻る途中に南竜山荘でノンアルコールビールを買い、テントで休みました。午後には強い頭痛があったため、活動を控えて横になりました。標高の高い場所での頭痛は高山病などの可能性もあるため、症状が強い・悪化する場合は無理に活動を続けず、下降や救援を含めて判断してください。
南竜ヶ馬場の星空撮影|山荘・紅葉・NEMOテントと天の川
17時15分ごろ、夕食を持って撮影場所へ
今回のテント泊には、もう一つ大きな目的がありました。南竜ヶ馬場での星空撮影です。16時30分にアルファ米へ水を入れて準備し、17時15分ごろに食事を持って撮影場所へ。シーチキンとふりかけを混ぜたご飯がとてもおいしかったです。

山荘の灯りと赤く色づいた低木を星空に重ねる
狙ったのは、山荘や周辺の建物、秋色の低木を前景に置き、その背後に天の川を入れる構図。人工の光がある前景と暗い星空の露出を合わせるのは簡単ではなく、時間帯や構図を変えながら撮影しました。


この2枚は近い方向の写真ですが、手前へのライトの当て方によって印象が変わります。撮影時はほかの登山者の睡眠や視界の妨げにならないよう、ライトの向きと時間に配慮したいところです。
光るテントと天の川|今回いちばん好きな写真


私は白山山頂・室堂・池の周辺でも星空を撮ったことがありますが、南竜ヶ馬場はテント、山荘、秋の低木という前景が豊富で、撮りたい構図を考える楽しさがありました。
星空撮影の設定については、別記事の天の川撮影のISO・F値・シャッタースピード設定も参考にしてください。
10月の南竜ヶ馬場は寒い?実際の服装・シュラフ・防寒装備
私がウェアを選ぶ基準は軽さ・速乾性・動きやすさ
私は連泊する登山で、軽い・乾きやすい・においが気になりにくい・着心地がよい・動きやすいという点を重視しています。これは自分で使い続けてきた感想で、すべての人に同じ性能を保証する意味ではありません。

行動着|ノースフェイスのパンツSとモンベルの半袖

パンツはTHE NORTH FACEのフレキシブルロングパンツのSサイズを愛用しています。ほどよくゆとりがあり、生地がよく伸びるので、登山中に動作のストレスを感じにくいです。寒いときにはジオライン中厚手のタイツを中に重ねられ、私にはシンデレラフィットでした。夏から秋まで出番の多い一着です。
関連する実使用アイテム:THE NORTH FACE フレキシブルロングパンツ / モンベル ウィックロン半袖シャツ

帽子は軽さや速乾性が気に入っています。長時間着用しても私自身はにおいが気になりにくく、登山で重宝しています。ショートリブキャップの掲載ページ
ジオラインの薄手と中厚手、シャミースを重ねる

インナーにはモンベルのジオラインを使っています。写真では中厚手(Mサイズ)と薄手(Lサイズ)、タイツを並べました。寒い時間帯には重ね着して体温調節し、日差しが強い時間は着込みすぎないようにしました。
掲載アイテム:ジオライン中厚手 / ジオラインL.W.ラウンドネックシャツ

フリースはモンベルのシャミース。前夜の冷え込みや早朝のシャトルバス待ちでも使いました。シャミースフリースの掲載ページ
夜はモンベル#2シュラフとダウンパンツ

シュラフはモンベルの#2です。黄色い収納袋にも「#2」と表記があります。今回はダウンなども着ていたため、私自身は夜の寒さを強く感じず眠れました。ただし、10月の白山は気象条件によって大きく冷え込みます。同じ装備で誰でも暖かいという意味ではありません。
テントで休むときはジオライン上下、シャミース、ダウンベストなどを重ねました。下半身の防寒にはモンベル ライトアルパイン ダウンパンツを使っています。軽く持ち運べて、行動後の保温に役立ちました。モンベル Light Alpine Down Pants メンズ
足元の防寒にはメリノウールソックスとダウンシューズ


足元はメリノウールの登山ソックスやダウンシューズを用意。夜のテントでは足先の冷え対策が快適さを左右すると感じます。
掲載アイテム:モンベル メリノウールトレッキングソックス / モンベル ダウンシューズ
私のテント泊の実使用装備を一覧で見たい方は、北アルプス・テント泊で使っている装備一覧も参考にしてください。
翌朝は霜と強い結露|10月12日のテント撤収で困ったこと
星空撮影を20時30分ごろに終え、22時ごろに就寝。翌朝は植物の葉や草に霜が付いていました。厚い氷が張るような状態は私の周囲では確認しませんでしたが、地表は確実に冷え込んでいました。

一番困ったのはテントの結露です。濡れた生地を片付ける際、手がかじかんでしまいました。7時のテント場にはまだ日が差しておらず、少し標高の高い場所にはすでに日差しが当たっていました。

今回の反省点は、別途持っていく予定だったシートと軽いテント用ライトを忘れたこと。ライトは生活だけならヘッドライトで代用できましたが、星空とテントを撮るなら、柔らかな光を足せる小型照明があると構図を工夫しやすそうです。
トレッキングポールは今回は持参しませんでした。普段からランニングや低山を歩いていることもあり、今回の行程では脚に余裕がありました。ただし、急坂・悪天候・膝の不調がある場合などには有効な道具なので、すべての登山者に不要とは考えていません。
2日目の下山|中飯場のトイレは使えず、別当出合へ
10月12日は7時05分ごろ南竜ヶ馬場を出発。砂防新道を下り、8時49分ごろに別当出合付近へ到着しました。GPX上の下山区間は約4.6kmです。


中飯場ではトイレが使用できませんでした。石川県の2026年9月の登山道案内にも、中飯場の水に泥が混じるためトイレ・水場を当面使用停止と記載されていました。利用できる設備は登山前に必ず確認してください。
中飯場の状況:石川県・白山の施設と登山道の状況
別当出合から市ノ瀬まで約57分歩いた|バスに乗らなかった帰り道


別当出合に着いたあと、帰りのバスを待つ代わりに市ノ瀬まで歩くことにしました。写真を撮り終えて9時03分に出発し、メモでは10時ちょうどに駐車場へ到着しています。所要約57分ですが、途中の約5分の1は小走りだったので、一般的な徒歩所要時間には使えません。

公表距離は市ノ瀬〜別当出合で約6kmです。GPXは別当出合付近から途中の軌跡が残っておらず、市ノ瀬側の終点だけが10時04分ごろに記録されています。このため約6kmは公式参考距離であり、今回のGPS実測ではありません。
登山後の疲労、狭い車道、通行車両を考えると、徒歩は気軽にすすめられる移動手段ではありません。通常はシャトルバスを利用し、最終便に間に合う時間で下山する計画が安全です。
交通規制の公式案内:石川県・白山登山ピーク時の交通規制
下山後は白峰温泉総湯へ|湯のしっとりした感触がよかった

帰り道には白峰温泉総湯に立ち寄りました。館内は広大な温浴施設というよりコンパクトな印象でしたが、混み合っておらず、しっとりしたお湯の感触が気持ちよかったです。公式案内による泉質はナトリウム炭酸水素塩温泉です。
私の当日のメモには入浴料金850円とあります。一方、白山市の公式観光情報には「2026年10月から大人900円に改定」と記載されています。記録と公表料金に差があるため、最新の料金は白峰温泉総湯の公式案内でご確認ください。
南竜ヶ馬場テント泊でよかった点・注意したい点
- よかった点:広く静かなテント場、近いトイレ、秋の紅葉、星空撮影の豊富な前景、重いザックをデポして登頂できること。
- 準備してよかった:モンベル#2のシュラフ、防寒レイヤー、伸縮性のあるパンツ、乾いた衣類。
- 困ったこと:早朝のバス待ち、夕方以降の冷え込み、翌朝の結露、撮影用ライトの忘れ物。
- 安全面:2026年は砂防新道の一部が通行止め。エコーラインは仮復旧、中飯場のトイレ・水場は停止していた。
- 次回の工夫:替えの防寒手袋と結露対策、テント撮影用の軽い照明、バスの販売・運行情報を当日の朝に再確認。
白山では日帰り、室堂泊、そして今回の南竜ヶ馬場テント泊を経験しました。どれも魅力がありますが、紅葉と星空を静かに味わいたいなら、私はまた南竜ヶ馬場に泊まりたいと思います。
白山・南竜ヶ馬場テント泊のよくある質問
南竜ヶ馬場テント場は予約が必要?
2026年の公式案内では予約不要で、セントラルロッジの無人受付を利用します。清掃協力金は大人1,000円、中学生以下500円で釣り銭はありません。翌年度以降は公式で最新条件をご確認ください。
南竜ヶ馬場のトイレと水場は10月でも使える?
私が泊まった10月11〜12日は利用できましたが、公式の営業案内は10月15日まで。訪問時には節水の掲示もありました。営業期間外や渇水時に使えるとは限りません。
白山の10月のテント泊は寒い?
今回の翌朝は霜と結露がありました。私はモンベル#2シュラフと防寒着で眠れましたが、気温・風・雨・降雪次第で体感は変わります。寒冷期の高山として必要な装備と天候判断が欠かせません。
白山山頂へはテント場から登れる?
今回は南竜ヶ馬場からトンビ岩コースで室堂・御前峰へ進み、エコーラインで帰りました。行程や利用できる登山道は工事や天候で変わります。
市ノ瀬から別当出合まで歩ける?
私は帰りに約57分で歩きましたが、途中は小走りで、GPSの連続軌跡もありません。約6kmの狭い車道で通行車両もあるため、参考記録にとどめ、通常は運行日にシャトルバスを利用する計画をおすすめします。
白山登山の公式情報・関連記事
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※写真はいずれも今回の本人撮影。GPS値は本人提供のYAMAP GPXから計算した概算で、記録が途切れた道路区間は含みません。


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