岐阜県各務原市の三峰山へ初めて登るとき、意外と迷いやすいのが「車をどこに停めるのか」「どの登山口から登ればいいのか」という点です。
三峰山には中央登山口だけでなく、尾崎北町登山口、東登山口、さらに岩田山・東海学院大学方面から入るルートもあります。
私は普段から三峰山を歩いていますが、2026年8月27日には改めて登山口周辺を歩き、駐車場、登山口、分岐、バス停などを確認しました。
この記事では、初めて三峰山へ来る人が「どこへ車を停めて、どこから登ればよいのか」迷わないように、現地写真を使って詳しく紹介します。
最初に結論
初めて三峰山へ登るなら、尾崎南運動公園の駐車場に車を停め、中央登山口から登るのが最も分かりやすくおすすめです。
中央登山口横にある尾崎中央ふれあい会館の駐車場は、登山者用ではありません。
中央登山口から展望台・山頂までの登山ルートそのものについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
→ 三峰山(岐阜・各務原)登山ガイド|駐車場・登山口・展望台・ルートを解説
三峰山の駐車場は尾崎南運動公園を利用する
車で三峰山へ向かう場合、まず覚えておきたいのが尾崎南運動公園です。
中央登山口のすぐ近くにも駐車できそうなスペースがありますが、登山者用として案内されているのは尾崎南運動公園です。

初めて行く場合は、ナビで登山口を直接指定するよりも、まず尾崎南運動公園を目的地にすると分かりやすいです。
中央登山口横の駐車場には停めない
特に注意したいのが中央登山口です。
中央登山口のすぐ横には尾崎中央ふれあい会館があり、その前に駐車スペースがあります。
登山口の目の前なので、初めて訪れると「ここへ停めればよいのかな」と思ってしまいそうですが、ここは尾崎中央ふれあい会館の専用駐車場です。

駐車場所に注意
中央登山口横の駐車場は登山者用ではありません。短時間の登山でも、尾崎南運動公園の駐車場を利用しましょう。
尾崎北町登山口にも同じ駐車案内がある
中央口だけではありません。
尾崎北町登山口を現地確認したところ、こちらにも登山者へ向けて、尾崎南運動公園の駐車場を利用するよう案内が設置されていました。

つまり尾崎側から三峰山へ登る場合は、近くの空きスペースを探すのではなく、尾崎南運動公園を駐車拠点にすると考えるのが分かりやすいです。
尾崎南運動公園には仮設トイレあり
2026年8月に確認した際には、尾崎南運動公園に仮設トイレが1基設置されていました。

設備は今後変更される可能性があるため、現地の状況も確認してください。
三峰山の主要な登山口を地図で確認
三峰山の尾崎側には、少なくとも中央登山口・尾崎北町登山口・東登山口があります。
初めて見るとそれぞれの位置関係が分かりにくいのですが、中央登山口には非常に分かりやすい現地案内図があります。

この3つはそれぞれ山の中で登山道につながっていますが、実際に歩いてみると雰囲気はかなり違います。
| 登山口 | 初めての人 | 特徴 |
|---|---|---|
| 中央登山口 | ◎ | 最もおすすめ。展望台を経由して山頂へ向かいやすい |
| 尾崎北町登山口 | ○〜△ | 中央口と東口の中間。比較的静かなルート |
| 東登山口 | △ | 利用者が少ない時間帯もあり、小さな分岐に注意 |
| 岩田山側 | △ | 金華山・岩田山方面からの縦走にも使われる |
| 東海学院大学・軍人墓地側 | △ | 岩場もあり、中央口とは違った山歩きを楽しめる |
中央登山口|初めて三峰山へ登るなら一番おすすめ
初めて三峰山へ登るなら、私は中央登山口をおすすめします。
理由は、登山口が分かりやすく、登山道も歩きやすく、途中に三峰山展望台があり、そのまま山頂へ進めるからです。
普段歩いていても、中央口では日課として登っている方をよく見かけます。
尾崎南運動公園から中央登山口までは住宅地を歩く
尾崎南運動公園から中央登山口までは、いったん住宅地の中を歩きます。
山へ向かっているように見えない区間もあるため、初めてだと少し不安になるかもしれません。

住宅地を進んでいくと、三峰山の山際に「三峰山遊歩道 中央口」と書かれた大きな看板が現れます。

ここから展望台、山頂までの詳しいルートは総合ガイドで写真付きで紹介しています。
→ 中央登山口から展望台・三峰山山頂までの詳しい登山ルートを見る
尾崎北町登山口|中央口と東口の間にある登山口
中央登山口から東へ進んだ場所には、尾崎北町登山口があります。
現地には「三峰山登山道入口」と書かれた大きな標識があるため、入口そのものは比較的分かりやすいです。

登山口から山へ入ると、すぐに木々に囲まれた登山道になります。

道は細いところもありますが、実際に歩いた際にはロープや目印が設置されており、登山道そのものは整備されていました。
山の中を進むと、中央登山口方面と尾崎北町登山口方面を示す道標もあります。

中央口とは違う道を歩いてみたい人には面白いルートですが、初めての三峰山なら、まず中央口を歩いて山の位置関係をつかんでから利用する方が分かりやすいと思います。
東登山口|静かなルートだが初めての人は小さな分岐に注意
さらに東へ進むと三峰山東登山口があります。
2026年8月27日に実際に東登山口側を調査しました。
山の中には東登山口と山頂・展望台方面を示す道標があります。

道は整備されているが中央口より静か
東側の登山道も、歩いた範囲では道が大きく荒れているわけではありませんでした。
ロープや目印があり、基本的な登山道は確認できます。

一方で、中央口に比べるとかなり静かです。
私が8月27日の朝7時ごろに歩いたときは、登山道を横切る蜘蛛の巣が非常に多く、分岐へ出るまでに20か所以上ありました。
落ちていた枝を使いながら進みましたが、それでも数回蜘蛛の巣に入ってしまうほどでした。
これは2026年8月27日朝の状況です。いつも蜘蛛の巣が多いという意味ではありませんが、少なくともこの日の早朝は中央口ほど頻繁に人が通っていない印象でした。
小さな分岐ではGPSだけに頼りすぎない
東側の登山道には、大きな分岐だけでなく小さな別れ道もいくつかありました。
私はYAMAPの地図を確認しながら歩きましたが、場所によってはGPSの現在地が登山道から少しずれて表示される場面もありました。
そのため、
- 道標
- ロープ
- 踏み跡
- 地図
を合わせて確認する方が安心です。
「道が分からないほど荒れている」という印象ではありませんでしたが、初めて三峰山へ来て、いきなり東登山口から入ることは私は積極的にはすすめません。
東登山口へ近づくと住宅地側へ下りていく
東登山口へ向かって下っていくと、徐々に住宅地が近づいてきます。

登山口付近には「各務原アルプスハイキングコース(三峰山遊歩道東登山口)」の表示があります。

住宅地側から見ると、大きな「尾崎遊歩道 三峰山東登山口」の看板があります。

尾崎側はバスでもアクセスできる
三峰山は車だけでなく、公共交通機関を使ってアクセスすることもできます。
尾崎地区にはバス停が複数あります。
今回現地で確認したのが尾崎公園前です。

さらに尾崎ショッピングセンター前のバス停もあります。

路線や運行時刻は変更される可能性があります。
バスで三峰山へ行く場合は、出発前に各務原市ふれあいバスや岐阜バスなどの最新の路線・時刻表を確認してください。
岩田山側にも三峰山へ入る登山口がある
尾崎側とは別に、岩田山方面から三峰山へ入るルートもあります。
このルートは、中央登山口から三峰山だけを往復する人よりも、金華山方面から岩田山を歩き、そのまま三峰山へつなげて歩く人が利用することがあります。
岩田山側から三峰山の登山口へ向かう途中は、このような道です。

岩田山近くには、三峰山へ入っていく登山口があります。

三峰山だけを初めて登る人向けの入口というより、周辺の山をつないで歩きたい人向けのルートと考えると分かりやすいです。
東海学院大学・軍人墓地側から三峰山へ登るルートもある
さらに、三峰山には東海学院大学・軍人墓地側から入るルートがあります。
尾崎側とは山の反対側に近く、中央登山口とは雰囲気がかなり違います。
軍人墓地側から登山口へ向かう場合は、住宅地の坂道などを歩きながら山際へ向かいます。

山際まで進むと三峰山へ入る登山口があります。

こちら側のルートには岩のある場所もあり、中央登山口とはかなり違った山歩きを楽しめます。
私が三峰山で特に好きな岩場の展望地点も、この東側へつながるルート上にあります。
軍人墓地周辺には登山者用と確認できる駐車場はない
ここは特に注意してください。
軍人墓地周辺には、私が現地で確認した範囲では「三峰山登山者用」と明示された駐車場は確認できませんでした。
周辺には車を停められそうに見えるスペースがありますが、それだけで駐車してよい場所とは判断できません。
空きスペース=登山者用駐車場ではありません。
周辺道路、墓地、施設などへの無断駐車は避けてください。
私はこの周辺で、バスを利用して登山へ向かう人を見かけることがあります。
東海学院大学前や日野橋方面から歩いて登山口へ向かう方法も選択肢になります。
こちらもバスの路線・時刻は変わるため、利用前に最新情報を確認してください。
結局どの登山口がおすすめ?目的別に比較
実際にそれぞれの登山口周辺と登山道を歩いたうえで、目的別に整理すると次のようになります。
| 目的 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 初めて三峰山へ登る | 中央登山口 | 登山口が分かりやすく、展望台・山頂へ進みやすい |
| 車でアクセスする | 尾崎南運動公園+中央口 | 登山者向けの駐車案内が明確 |
| 静かなルートを歩きたい | 尾崎北町・東登山口 | 中央口より利用者が少ない時間帯もある |
| 周回して歩きたい | 中央口+東側 | 複数の登山口を組み合わせられる |
| 金華山方面から縦走したい | 岩田山側 | 岩田山から三峰山へつなげられる |
| 岩場も楽しみたい | 東海学院大学・軍人墓地側 | 中央口とは違った山歩きができる |
迷った場合は「尾崎南運動公園に車を停めて中央登山口」で問題ありません。
まず一度中央口から三峰山へ登り、山の位置関係が分かってから東側や岩田山側へ広げていく方が楽しみやすいと思います。
三峰山の登山口で迷わないために知っておきたいこと
登山口まで住宅地を歩くルートが多い
三峰山は市街地のすぐ近くにある山です。
そのため登山口へ向かうまでに住宅地の中を通る場所が多くあります。
「山へ向かっている感じがしない」と不安になることがありますが、中央口も東口も山際まで住宅地があります。
住宅地では大きな声を出したり、道路を広がって歩いたりせず、地域の方への配慮も忘れないようにしたいところです。
東側は地図と現地の道標を両方確認する
東側ルートには小さな分岐があります。
スマートフォンのGPSは便利ですが、山では数m〜数十mほど現在地がずれて表示されることがあります。
YAMAPなどの登山地図だけを見るのではなく、現地の道標、ロープ、踏み跡も合わせて確認してください。
早朝の東側は蜘蛛の巣が多いこともある
夏の早朝など、人がまだあまり歩いていない時間帯では、東側の登山道に蜘蛛の巣が張っていることがあります。
2026年8月27日の調査では非常に多く、中央口との利用状況の違いを感じました。
ただし季節や時間帯によって状況は変わります。
駐車できそうな場所へ勝手に停めない
三峰山周辺には、登山口近くに駐車スペースのように見える場所がいくつかあります。
しかし、それが登山者用とは限りません。
中央登山口横のように、実際には別施設の専用駐車場というケースもあります。
尾崎側から登る場合は、現地案内に従い尾崎南運動公園を利用するのが分かりやすいです。
三峰山の駐車場・登山口についてよくある質問
三峰山には無料駐車場がありますか?
尾崎側から登る場合、現地では登山者に尾崎南運動公園の駐車場を利用するよう案内されています。
中央登山口横の尾崎中央ふれあい会館駐車場は登山者用ではありません。
三峰山の中央登山口に直接車を停められますか?
中央登山口横の駐車場は尾崎中央ふれあい会館の専用駐車場で、登山者向けではありません。
尾崎南運動公園へ駐車して、そこから中央登山口まで歩いて向かいましょう。
初めてならどの登山口がおすすめですか?
中央登山口がおすすめです。
入口が分かりやすく、登山道も比較的歩きやすいうえ、三峰山展望台を経由して標高245mの山頂へ向かうことができます。
三峰山へバスで行けますか?
可能です。
尾崎側には尾崎公園前や尾崎ショッピングセンター前などのバス停があります。
東海学院大学・軍人墓地側では、東海学院大学前や日野橋方面から歩いて登山口へ向かう人も見かけます。
路線・時刻は変更されるため、利用当日に最新の時刻表を確認してください。
東登山口は初心者でも歩けますか?
登山道そのものは整備されており、私が歩いた際にはロープや目印も確認できました。
ただし中央口に比べると静かで、小さな分岐もあります。
三峰山自体が初めてなら、私はまず中央口から登ることをおすすめします。
軍人墓地の近くに駐車場はありますか?
私が現地で確認した範囲では、軍人墓地周辺に三峰山登山者用と明示された駐車場は確認できませんでした。
駐車できそうに見えるスペースがあっても、登山者用と確認できなければ利用しないようにしてください。
まとめ|初めての三峰山なら尾崎南運動公園+中央登山口がおすすめ
各務原市の三峰山には複数の登山口があります。
中央登山口、尾崎北町登山口、東登山口、岩田山側、東海学院大学・軍人墓地側と、入口を変えるだけでもかなり違った山歩きを楽しめます。
ただ、初めて三峰山へ行く場合は複雑に考えなくても大丈夫です。
車で尾崎南運動公園へ
↓
駐車場から住宅地を歩く
↓
中央登山口
↓
三峰山展望台
↓
三峰山山頂
まずはこのルートがおすすめです。
一度中央口から歩けば、三峰山の展望台、山頂、各分岐の位置関係が分かってきます。
そのうえで尾崎北町登山口や東登山口へ広げたり、岩田山とつないで縦走したりすると、標高245mの小さな山とは思えないほど多彩なルートを楽しめます。
中央登山口から展望台・山頂までの登山道、景色、所要時間、季節ごとの注意点については、別記事で詳しくまとめています。

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