百々ヶ峰の登山ルート比較|三田洞と古津どっちがおすすめ?実際に両方歩いて比較
百々ヶ峰へ登ろうと思って調べると、よく候補に出てくるのが三田洞側と古津側です。
どちらからでも百々ヶ峰山頂を目指せますが、実際に歩いてみると、登山道の雰囲気はかなり違います。
私は両方のルートを実際に歩きました。
そのうえで先に結論を言うと、
初めて百々ヶ峰へ登るなら三田洞側が選びやすいです。
一方、できるだけ足元の安定した道を長く歩きたいなら古津側が候補になります。
- 三田洞側=大きな駐車場・案内板が多い・木段や山道が多い
- 古津側=駐車場は小さめ・舗装された管理道を長く歩ける
この記事では、実際に歩いた記録と写真を使って、駐車場、登山道、歩きやすさ、登りごたえ、途中の山、トイレ、山頂までの違いを比較します。
百々ヶ峰の三田洞ルートと古津ルートを一覧比較
まずは大きな違いをまとめます。
| 比較項目 | 三田洞側 | 古津側 |
|---|---|---|
| 駐車場 | 大きい | 小さめ |
| 駐車台数 | 179台 | 38台 |
| トイレ | あり | あり |
| 序盤の道 | 舗装路から山道へ | 舗装管理道が長い |
| 木段 | 多い | 少なめだが山頂前にはあり |
| 登山らしさ | 強い | 比較的穏やか |
| 途中のピーク | 権現山 | 古津山 |
| 案内板 | 多い | あり |
| 向いている人 | 初めて登る人・登山らしい道を歩きたい人 | 足元の歩きやすさを重視する人 |
最終的にはどちらも百々ヶ峰山頂へつながります。
大きく違うのは、そこへ到達するまでの歩き方です。
写真で比較|三田洞は木段、古津は舗装路が印象的
両方を実際に歩くと、最も分かりやすい違いが登山道です。


この2枚を見ると、両ルートの違いがかなり分かりやすいと思います。
三田洞側は木段を一段ずつ登る区間があり、低山ながらもしっかり「登山をしている」感覚があります。
一方、古津側は舗装された管理道を長く利用できます。
足元が安定しているため、岩や木の根を避けながら歩く場面が少ないのが大きな特徴です。
初めて百々ヶ峰へ登るなら三田洞側が分かりやすい
初めて百々ヶ峰へ登るのであれば、私は三田洞側を候補にしやすいと思います。
大きな理由は、
- 駐車場が大きい
- 登山者が比較的多い
- 案内板や地点番号が多い
- 登山道がよく整備されている
- 百々ヶ峰山頂までのルートを把握しやすい
という点です。

私が2026年9月12日の土曜日、午前7時30分ごろに訪れた際には、体感で7割ほどの駐車スペースが埋まっていました。
登山中にも10人程度とすれ違い、百々ヶ峰の主要ルートとして多く利用されていることを実感しました。
三田洞側は分岐案内も充実している

三田洞側では、このような案内板が各所にあります。
私はYAMAPの地図と併用しましたが、ルートを見失う場面はありませんでした。
もちろん分岐では地図の確認が必要ですが、初めて歩く人にとって現地案内が多いのは安心材料です。
三田洞側は権現山を越えて百々ヶ峰へ向かう
三田洞側では、途中で権現山を通ります。
権現山へ向かう区間では長い木段が続きます。

権現山山頂には標識がありますが、周囲は木々に囲まれており、大きな眺望はありません。
権現山を越えて一度下り、山中トイレ付近へ進むと古津側から来たルートと合流します。
足元の歩きやすさを重視するなら古津側
一方で、古津側には三田洞側にはない明確なメリットがあります。
それが舗装された管理道を長く歩けることです。

登山道でよくある岩や木の根が連続する場所と比べると、かなり足元が安定しています。
そのため、
- できるだけ安定した道を歩きたい
- 歩く距離は確保したい
- 土や岩の登山道が少し苦手
- 運動目的で低山を歩きたい
という場合には、古津側が合いやすいです。
ただし「舗装路だから楽」という意味ではありません。
山へ向かって長い坂道を登るため、体力はしっかり使います。
古津側なら古津山にも立ち寄れる
古津ルートのもう一つの特徴が、途中で古津山へ立ち寄れることです。

管理道から古津山方面へ入ると、舗装路だけでなく木段のある登山道も歩きます。
そのため、
「舗装路を歩きたいけれど、少しは登山道らしい道も楽しみたい」
という歩き方もできます。
山頂直前は三田洞も古津も同じ道になる
三田洞側と古津側は、ずっと別々の道を歩くわけではありません。
古津側から管理道を進んでいくと、途中の山中トイレ付近で三田洞側から権現山を越えてきたルートと合流します。

ここから先は、どちらから登っても同じ百々ヶ峰山頂方面へ向かいます。
山頂直前はどちらも木段を登る

古津側から舗装管理道を長く歩いてきた場合でも、最後は木段の登りです。
この区間まで来れば、百々ヶ峰山頂はもうすぐです。
到着する百々ヶ峰山頂は同じ

三田洞側と古津側は登山途中の景色や登山道が異なりますが、最終的な目的地は同じです。

展望台からは、金華山や岐阜城、長良川、岐阜市街方面を見渡せます。
どちらのルートを選んでも、最後にはこの景色を楽しむことができます。
所要時間・距離はどう違う?
私が実際に歩いた記録では、次のようになりました。
| ルート | 実測距離 | 行動時間 |
|---|---|---|
| 三田洞側周回 | 約5.4km | 約1時間45分 |
| 古津側 | 約6.6km | 約2時間3分 |
ただし、これは私が実際に歩いたときの記録です。
休憩時間、古津山への立ち寄り、西峰まで周回するかなどによって大きく変わるため、単純に「古津の方が20分長い」と考えるものではありません。
初めて歩くなら時間には余裕を
私は普段から登山をしているため、一般的なコースタイムより速く歩いている可能性があります。初めて百々ヶ峰を歩く場合は、写真撮影や休憩を含めて余裕のある計画をおすすめします。
三田洞と古津を目的別に選ぶなら?
初めて百々ヶ峰へ登る
→ 三田洞側
大きな駐車場と案内板の多さが理由です。
百々ヶ峰そのものを初めて歩くのであれば、現地で位置を把握しやすい三田洞側は利用しやすいルートだと感じました。
登山らしい山道を歩きたい
→ 三田洞側
長い木段や権現山を越える区間があり、古津側より山道を歩く時間が長くなります。
できるだけ歩きやすい道を選びたい
→ 古津側
舗装された管理道を長く歩けるのは、古津側の大きな特徴です。
古津山にも登りたい
→ 古津側
古津駐車場から歩けば、古津山を組み合わせて百々ヶ峰へ向かうことができます。
権現山にも登りたい
→ 三田洞側
三田洞側からのルートでは権現山を経由できます。
駐車場の大きさを重視したい
→ 三田洞側
公式案内では三田洞側179台、古津側38台です。
三田洞と古津、両方歩くのもおすすめ
どちらか一方を歩いたら、次は反対側から登ってみるのも面白いです。
私は両方を歩きましたが、同じ百々ヶ峰とは思えないほど印象が違いました。
三田洞側では木段を一段ずつ登り、権現山を越えていきます。
古津側では舗装管理道を長く歩き、途中で古津山へ立ち寄ることができます。
最終的には同じ山中トイレ付近で合流するため、「同じゴールへ、まったく違うアプローチで向かう」のが百々ヶ峰の面白さの一つです。
さらに歩きたいなら西峰・真福寺山まで周回できる
百々ヶ峰山頂で終わりにせず、西峰方面まで足を延ばすこともできます。
西峰方面へ進むと、三田洞や古津の主要ルートとはさらに雰囲気が変わります。

私が歩いた際、西峰方面では登山者がかなり少なくなりました。
百々ヶ峰山頂だけでは物足りない場合は、西峰・真福寺山まで含めた周回も歩きごたえがあります。
百々ヶ峰の三田洞・古津ルートに関するよくある質問
百々ヶ峰初心者にはどちらがおすすめ?
私は三田洞側が選びやすいと思います。
駐車場が大きく、地点番号や案内板も多いため、初めて歩く場合にルートを把握しやすいからです。
古津ルートの方が楽ですか?
足元だけを比較すると、舗装管理道を長く歩ける古津側は歩きやすいです。
ただし坂道は続きますし、最終的には百々ヶ峰山頂前の木段も登ります。そのため、「古津なら体力がいらない」という意味ではありません。
三田洞と古津は途中でつながっていますか?
はい。
古津側から管理道を進むと、山中トイレ付近で三田洞側から権現山を越えてきたルートと合流します。
そこから百々ヶ峰山頂までは共通のルートです。
どちらにもトイレはありますか?
私が利用した三田洞側、古津側のどちらの駐車場にもトイレがあります。
さらに山頂へ向かう途中の合流地点付近にも山中トイレがあります。
両方のルートを歩く価値はありますか?
あります。
三田洞側の木段・権現山と、古津側の舗装管理道・古津山では、歩いた印象がかなり違います。
百々ヶ峰を気に入ったら、別の日に反対側から登ると違った山歩きを楽しめます。
まとめ|初めてなら三田洞、歩きやすさなら古津
百々ヶ峰の三田洞側と古津側は、どちらからでも同じ山頂へ向かえますが、途中の登山道は大きく異なります。
- 三田洞側:大きな駐車場、案内板が多い、木段や山道が多い
- 古津側:駐車場は小さめ、舗装された管理道を長く歩ける
- 三田洞側では権現山を通れる
- 古津側では古津山を組み合わせられる
- 山中トイレ付近で2ルートは合流する
- 山頂直前の木段と百々ヶ峰山頂は共通
どちらを選ぶ?
初めて百々ヶ峰へ登る → 三田洞側
登山らしい木段を歩きたい → 三田洞側
舗装された歩きやすい道を長く歩きたい → 古津側
権現山にも登りたい → 三田洞側
古津山にも登りたい → 古津側
最初の1回でどちらか迷っているなら三田洞側。
百々ヶ峰に慣れていて、いつもと違う歩き方をしたいなら古津側。
このように選ぶと分かりやすいと思います。
そして、できれば一度ずつ両方を歩いてみてください。
同じ百々ヶ峰でも、登山口を変えるだけでかなり違った山歩きを楽しめます。



コメント