岐阜県揖斐川町の山間部にある藤橋城・西美濃プラネタリウム。
私はここで、藤橋城と天の川を一緒に撮影したことがあります。

城のシルエットの上に星空が広がる景色は、山の上で撮る星景写真とはまた違った魅力があります。
そして藤橋城から国道417号をさらに北へ進むと、日本最大の総貯水容量を持つ徳山ダムがあります。
徳山ダム湖周辺についても、地元観光サイトが星空撮影スポットをまとめたマップを公開しており、旧藤橋村一帯は星景写真を楽しめるエリアとして紹介されています。
この記事で分かること
- 藤橋城で実際に撮影した星空・天の川
- 藤橋城が星景写真の被写体として面白い理由
- 天の川を撮影する時期・月明かりの考え方
- 藤橋城・西美濃プラネタリウムの基本情報
- 徳山ダム湖周辺の星空撮影情報
- 徳山ダムの日中観光
- 星空撮影前に立ち寄れる道の駅・温泉
- 夜間に訪れる際の注意点
2026年8月時点の公式情報も確認しながら、藤橋城と徳山ダム周辺で星空を楽しむためのポイントをまとめます。
藤橋城で実際に天の川を撮影しました
この場所を紹介するうえで、まずお見せしたいのが実際に藤橋城で撮影した星景写真です。

撮影した夜は月明かりの影響が小さく、空には天の川の淡い光の帯を見ることができました。
星空だけを撮影するのではなく、藤橋城を前景に入れられることが、この場所の面白さです。
山頂や高原では稜線やテントを前景にすることが多いですが、藤橋城では「城+天の川」という、この場所ならではの星景写真を狙えます。
この記事で実際に私が星空を撮影した場所は藤橋城です。
徳山ダム湖周辺については、私自身の撮影体験ではなく、地元観光サイトが公開している星空撮影情報をもとに紹介しています。
藤橋城が星景写真に向いている理由
藤橋城は、正式には「藤橋城・西美濃プラネタリウム」という施設です。
山間部に建つ城型の建物で、夜空と人工物を組み合わせた星景写真を撮れるのが特徴です。
① 城を前景にできる
星景写真では、星だけでなく「何と一緒に撮るか」で写真の印象が大きく変わります。
藤橋城では、城そのものが分かりやすい前景になるため、撮影場所の特徴が伝わる一枚を作りやすいのが魅力です。
② 市街地から離れた山間部にある
揖斐川町の藤橋地区は、市街地から国道303号・417号を進んだ山間部にあります。
ただし、「どこからでも必ず天の川が肉眼ではっきり見える」という意味ではありません。
星空の見え方は、雲・月明かり・湿度・霞・周囲の照明などによって変わります。
③ 星を見る施設そのものがある
藤橋城の内部には西美濃プラネタリウムがあります。
2026年の揖斐川町公式情報では、プラネタリウムに「メガスター2B」が導入され、約1,000万個の星を投映すると案内されています。
昼間にプラネタリウムを楽しみ、その後に周辺観光をするという組み合わせもできます。
藤橋城・西美濃プラネタリウムの基本情報【2026年】
2026年の揖斐川町公式情報では、通常開館は4月〜11月です。
| 施設 | 藤橋城・西美濃プラネタリウム |
|---|---|
| 通常開館 | 4月〜11月 |
| 開館時間 | 10:00〜16:30(発券16:00まで) |
| 通常の休館日 | 月曜日・火曜日を基本に設定 |
| 所在地 | 岐阜県揖斐郡揖斐川町鶴見332番地1 |
祝日や連休、荒天などによって休館日が変わる場合があるため、日中に施設へ入る場合は訪問前に揖斐川町公式情報を確認してください。
なお、施設の開館時間と、周辺で星空を撮影できるかどうかは別の話です。
夜間に訪れる場合は、現地の駐車・立入ルールや案内表示を必ず優先してください。
藤橋城で天の川を見るならいつ?
天の川は一年中存在していますが、星景写真でよく撮影される明るい中心部が見える時間と方向は、季節によって変わります。
そのため「7月なら22時」のように時間を固定するより、撮影する日ごとに天の川の位置を確認する方法がおすすめです。
新月だけでなく「月が出ている時間」を確認する
天の川をできるだけはっきり撮影したい場合、強い月明かりがない時間を選ぶことが重要です。
ただし、必ず新月の日だけを狙う必要はありません。
月齢だけでなく、月の出・月の入りの時刻まで確認すると、撮影できる候補日は増えます。
雲量も重要
星空撮影では、「晴れ」という天気予報だけでは判断できないことがあります。
空に薄い雲が広がれば星が見えにくくなるため、撮影前には雲量も確認しておくとよいでしょう。
星空撮影のカメラ設定|まずはここから調整
実際の撮影設定はカメラ・レンズ・空の明るさによって変わりますが、星景写真を始めるときは次のような設定から調整できます。
- 撮影モード:マニュアル
- F値:F1.8〜F2.8前後
- ISO:1600〜6400程度から調整
- シャッタースピード:10〜20秒前後から調整
- ピント:マニュアルフォーカス
- 撮影形式:RAW+JPEG
シャッタースピードを長くしすぎると、地球の自転によって星が点ではなく線状に写り始めます。
焦点距離によって適切な秒数が変わるため、撮影画像を拡大しながら調整してください。
今回掲載している藤橋城の写真について、元のRAWやLightroomデータから撮影日時・焦点距離・ISO・F値・シャッタースピードを確認できれば、今後この部分に実際の撮影データを追記する予定です。
徳山ダム湖周辺にも星空撮影スポットが紹介されている
藤橋城からさらに国道417号を北へ進んだ先には、徳山ダム・徳山湖があります。
私がこの記事で掲載している天の川写真は藤橋城で撮影したものですが、徳山ダム湖周辺についても星空撮影情報があります。
旧藤橋村の観光情報サイト「ふじはしいんふぉ」では、徳山会館館長おすすめの「徳山ダム湖周辺紅葉&星空撮影スポット」マップを公開しています。
印刷版のマップは徳山会館でも入手できると案内されています。
徳山ダム湖周辺で撮影するなら、私有地や路肩など自己判断の場所ではなく、現地で案内されている撮影場所を確認するのがおすすめです。
徳山ダム湖周辺で星空を撮影する場合は、訪問時点の現地ルールと最新の撮影スポットマップを確認し、案内されている場所を利用してください。
日中は徳山ダムも見ておきたい
藤橋エリアまで行くなら、日中は徳山ダムへ足を延ばすのもおすすめです。

徳山ダムは2008年に建設された中央遮水壁型ロックフィルダムで、総貯水容量は6億6,000万立方メートル。
揖斐川町公式サイトでは、日本最大の総貯水容量を持つダムとして紹介されています。
| 総貯水容量 | 6億6,000万m³ |
|---|---|
| ダムの高さ | 161m |
| 堤頂長 | 427m |
| ダム湖 | 徳山湖 |
星空だけを目的に夜になってから初めて向かうより、明るいうちに周辺の道路や地形を確認しておくという意味でも、日中から訪れるメリットがあります。
徳山会館では旧徳山村の歴史も知ることができる
徳山ダム周辺を訪れるなら、徳山会館にも立ち寄る価値があります。
館内には、徳山ダム建設に伴って全村移転した旧徳山村について紹介する展示があります。
単に巨大なダムを見るだけでなく、現在の徳山湖ができるまでに、この場所で暮らしていた人々の歴史があったことも知ることができます。
施設の営業日・営業時間は季節によって変更されることがあるため、訪問前に最新情報を確認してください。
撮影前の休憩なら「道の駅 星のふる里ふじはし」
藤橋城や徳山ダム方面へ向かう途中で立ち寄りやすいのが、道の駅「星のふる里ふじはし」です。

2026年の揖斐川町公式情報では、無料駐車場135台があり、特産物販売施設やレストランなどがあります。
私も藤橋方面を訪れた際に立ち寄り、飲食や買い物を楽しみました。

ただし、星空記事の主目的は撮影情報なので、グルメを目的に遠回りするというより、日中の休憩・食事・買い物の拠点として覚えておくと便利です。

撮影後に温泉へ寄るなら「いび川温泉 藤橋の湯」
道の駅の隣には、日帰り温泉施設「いび川温泉 藤橋の湯」があります。

2026年の揖斐川町公式情報では、露天風呂・内湯・泡風呂・歩行湯・サウナがあり、泉質はアルカリ性単純温泉です。
営業時間は、4〜11月が10:00〜21:00、12〜3月が10:00〜20:00と案内されています。
ただし夜遅くまで星を撮ってから向かうと営業終了後になる可能性があります。
「星空撮影後に必ず入れる温泉」と考えず、営業時間に合う場合の立ち寄り先として考えてください。
藤橋城・徳山ダム周辺で星空を見るときの注意点
このエリアは市街地から離れた山間部です。星空が目的でも、安全を優先して行動してください。
① 夜間の道路は慎重に運転する
国道303号・417号を進むと山間部に入り、夜は周囲が暗くなります。
カーブや野生動物の飛び出しにも注意し、無理な速度で走らないようにしましょう。
② 指定されていない場所へ駐車しない
道路脇や施設駐車場が空いているからといって、夜間撮影用の駐車場所として使えるとは限りません。
現地の標識・施設案内・管理者の指示を確認し、路上駐車や私有地への立ち入りは避けてください。
③ ヘッドライトを持っていく
星空撮影では周囲が暗いため、移動用のヘッドライトは用意しておきたい装備です。
ただし、撮影中の人が周囲にいる場合は、強い白色光をカメラや人へ向けないよう配慮しましょう。
赤色灯を使えるヘッドライトは、星景撮影でも便利です。
④ 野生動物に注意する
揖斐川町北部は自然の多い山間部です。
夜間に一人で長時間歩き回ったり、暗い林の中へ入ったりするのは避け、現地の野生動物情報にも注意してください。
⑤ 防寒着を持つ
星空撮影は長時間その場に立ったままになるため、日中より寒さを感じやすくなります。
夏でも薄手の防寒着を用意し、春・秋は気温に合わせてフリースや保温着を追加してください。
藤橋城・徳山ダム周辺の星空に関するよくある質問
この記事の天の川写真は徳山ダムで撮ったものですか?
いいえ。この記事に掲載している天の川の写真は、徳山ダムへ向かう途中にある藤橋城で実際に撮影した写真です。
徳山ダム周辺でも星空撮影できますか?
旧藤橋村の観光情報サイトでは、徳山会館館長おすすめの徳山ダム湖周辺の星空撮影スポットマップが公開されています。撮影場所については、その最新マップや現地案内を確認することをおすすめします。
藤橋城で天の川はいつ見える?
天の川の見える方向・時間は日付によって変わります。春から秋にかけて撮影計画を立てやすい時期がありますが、「○月○時」と固定せず、撮影日の天の川の位置、月の出・月の入り、雲量を確認してください。
星空を見るなら新月が一番?
月明かりの影響が少ない新月前後は候補になりますが、新月だけが撮影できる日ではありません。月が沈んだあとの時間なども候補になるため、月齢と月の出入りの両方を確認してください。
徳山ダムへ公共交通で行けますか?
徳山ダムの揖斐川町公式観光案内では、アクセス方法として車が案内されています。
一方、「道の駅 星のふる里ふじはし」までは揖斐駅から町のバスでアクセスできる案内があります。
星空撮影では帰りが夜になるため、公共交通を利用する場合は最終便まで含めて事前確認が必要です。
まとめ|私が撮影したのは藤橋城。徳山ダム湖周辺にも星空撮影情報がある
今回紹介した星景写真を、私は藤橋城で撮影しました。
城という特徴的な前景と天の川を一緒に撮影できることが、藤橋城の大きな魅力です。
そして、その先にある徳山ダム湖周辺についても、地元観光サイトによる星空撮影スポットの案内があります。
- 実際に撮影した場所:藤橋城
- 徳山ダム湖周辺:公式の星空撮影マップを確認
- 天の川:日付ごとの位置と月明かりを確認
- 撮影:三脚・ヘッドライト・防寒着を準備
- 夜間:駐車場所や施設の立入ルールを優先
「徳山ダムだから星が見える」と決めつけるのではなく、藤橋城を含めた揖斐川町・旧藤橋村エリアの星空として楽しむと、この地域の魅力がより分かりやすくなります。
今後、昔撮影したRAWやLightroomのデータから撮影日時やカメラ設定を復元できれば、この記事にも実際の撮影データを追記していきたいと思います。
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