白駒池の星空|実際に撮影した天の川と紅葉・駐車場・撮影方法を解説

星空・星景写真

長野県・北八ヶ岳にある白駒池(白駒の池)。

苔の森や紅葉で知られる場所ですが、私が特に印象に残っているのが、夜の白駒池で見た星空です。

私が訪れたのは紅葉シーズンの10月上旬。

夜9時過ぎに白駒池有料駐車場からヘッドライトをつけて森の中を歩き、湖畔まで向かいました。

白駒池で実際に撮影した星空

夜の森は想像以上に暗く、ヘッドライトの明かりが届く範囲しか見えません。

少し不安を感じながら歩きましたが、森を抜けて湖畔へ出たとき、頭上には多くの星が広がっていました。

白駒池の湖畔から見た星空

条件が合ったこの日は天の川も確認でき、紅葉した木々と星空を一緒に撮影することができました。

ただし、白駒池で夜に星を見る場合は、昼間の観光とは別の準備が必要です。

  • 駐車場から湖畔まで夜間は照明がない
  • 標高2,000mを超え、夜はかなり冷え込む
  • 足元は舗装路ではなく山道
  • 天の川の位置や月明かりは日によって変わる
  • 紅葉期は駐車場周辺が非常に混雑する

この記事では、私が実際に白駒池で星空を撮影した経験と、2026年の公式情報をもとに、星空の見え方・天の川・撮影方法・駐車場・アクセス・夜間の注意点をまとめます。

  1. 白駒池はどんな場所?標高2,100mを超える天然湖
  2. 白駒池で星空は見える?
  3. 【体験談】10月上旬、紅葉と星空を撮影した
    1. 夜9時過ぎ|白駒池有料駐車場を出発
    2. 約10〜15分で湖畔へ
  4. 白駒池で天の川を見るならいつ?
  5. 新月だけでなく「月の出・月の入り」を確認する
  6. 白駒池で星空を撮影するときの場所
  7. 白駒池の星空撮影|カメラ設定の目安
    1. ピントは明るい星を拡大して合わせる
    2. シャッタースピードはレンズによって変える
  8. 星空撮影に持っていきたい機材
  9. 白駒荘では「湖上星空ボート」も実施されている
  10. 白駒池有料駐車場|営業期間中は24時間駐車可能
  11. 紅葉シーズンは駐車場の混雑に注意
  12. 夜は駐車場から白駒池まで照明がない
  13. 夜間は無理に湖を一周しない
  14. 白駒池の紅葉と星空を一緒に撮るなら
  15. 苔を楽しむなら昼間も歩いてみたい
  16. 白駒池へのアクセス
    1. 車で行く場合
    2. 公共交通機関で行く場合
  17. 白駒池で星空を見るときの服装
  18. 白駒池で星空を見るときの持ち物
  19. 白駒池の星空に関するよくある質問
    1. 白駒池で天の川は見える?
    2. 白駒池の駐車場は夜も利用できる?
    3. 駐車場から白駒池まで夜でも歩ける?
    4. 白駒池の星空ボートは現在もある?
    5. 湖上星空ボートに実際に乗った?
    6. 白駒池を夜に一周するのがおすすめ?
    7. 紅葉と星空を一緒に撮れる?
  20. まとめ|白駒池は昼と夜でまったく違う景色を見せてくれる

白駒池はどんな場所?標高2,100mを超える天然湖

白駒池は、北八ヶ岳の原生林に囲まれた天然湖です。

白駒荘の公式案内では、標高2,100m以上にある湖として日本最大の天然湖と紹介されています。

国道299号沿いの白駒池有料駐車場から湖畔までは約600m。徒歩約15分が目安です。

北八ヶ岳の原生林に囲まれた白駒池

湖岸は約1,350mで、白駒荘公式サイトでは湖を一周する所要時間の目安を約40分としています。

周囲には苔に覆われた原生林が広がり、日本蘚苔類学会から「日本の貴重なコケの森」として認定されたエリアでもあります。

白駒荘公式「白駒の池と苔」

白駒池で星空は見える?

天候・雲量・月明かりなどの条件が合えば、白駒池では多くの星を見ることができます。

私が訪れた日も、湖畔から天の川を確認することができました。

白駒池で撮影した天の川と夜の湖畔

白駒池で星景写真を撮る魅力は、星空だけではありません。

  • 湖
  • 原生林
  • 山の稜線
  • 秋の紅葉

といった白駒池ならではの風景を前景に入れられるところにあります。

特に風が弱い日は、水面への星や周囲の景色の映り込みを狙えることもあります。

ただし、水面の状態は風や天候に左右されます。「いつ行っても逆さ星空が撮れる」という場所ではありません。

【体験談】10月上旬、紅葉と星空を撮影した

私が白駒池を訪れたのは、紅葉が進んだ10月上旬です。

紅葉時期の白駒池

目的は、白駒池の紅葉と星空を一緒に撮ることでした。

夜9時過ぎ|白駒池有料駐車場を出発

夜9時を過ぎてから駐車場を出発しました。

白駒荘も現在の公式案内で、駐車場から白駒荘までの登山道には夜間、外灯や照明がないと注意を促しています。

実際に歩いてみても、夜は本当に暗いです。

ヘッドライトで足元を照らしながら進みました。

昼間なら歩きやすく感じる場所でも、暗闇では木の根や岩の見え方がまったく違います。

約10〜15分で湖畔へ

森の中を歩き、湖畔へ出ると視界が一気に開けました。

駐車場から歩いてきた暗い森とは対照的に、空には多くの星が見えました。

10月上旬に白駒池で撮影した星空

この日は天の川も見ることができ、夜の湖と紅葉を前景にしながら撮影を続けました。

私にとっては、白駒池で撮影した写真の中でも特に記憶に残っている時間です。

白駒池で天の川を見るならいつ?

天の川は一年中まったく同じ位置・明るさで見えるわけではありません。

特に写真でよく見る天の川の明るい中心部は、季節によって見える時間が大きく変化します。

時期天の川撮影の目安
4〜6月深夜から明け方に明るい部分を狙いやすい
7〜8月比較的早い時間帯から明るい部分を狙いやすい
9〜10月夜の前半に狙えるが、時間とともに西側へ移っていく
晩秋〜冬天の川中心部より秋冬の星座が主役になる

私は10月上旬に撮影しましたが、訪問日によって天の川の位置は異なります。

撮影前にStellariumなどの星空アプリで、訪問する日・時刻・撮影方向を確認しておくと構図を考えやすくなります。

新月だけでなく「月の出・月の入り」を確認する

淡い天の川を撮影したい場合、月明かりが少ない時間の方が撮影しやすくなります。

そのため新月前後は候補になりますが、新月の日でなければ天の川を撮影できないわけではありません。

たとえば月が出る前や、月が沈んだあとの時間を狙えることもあります。

訪問日を決めるときは、

  • 月齢
  • 月の出
  • 月の入り
  • 時間ごとの雲量
  • 風

を一緒に確認するのがおすすめです。

白駒池で星空を撮影するときの場所

初めて夜の白駒池へ行く場合は、暗闇の中で無理に湖を一周して撮影場所を探すより、事前に昼間のうちに撮影場所と帰路を確認しておく方が安全です。

私も湖畔まで歩き、視界の開けた場所から星空を撮影しました。

白駒荘周辺など湖畔の開けた場所では、

  • 湖と星空
  • 紅葉と星空
  • 原生林のシルエットと天の川

といった構図を考えることができます。

撮影のために登山道や木道を外れたり、植生の中へ入ったりしないようにしてください。

白駒池の星空撮影|カメラ設定の目安

星景写真に「この設定なら必ず撮れる」という数値はありません。

カメラ・レンズ・月明かり・空の明るさによって変わりますが、初めて撮影するなら次の設定から調整すると分かりやすいです。

項目設定の目安
撮影モードマニュアル(M)
F値F1.8〜F2.8前後から調整
ISOISO1600〜6400程度から調整
シャッタースピード10〜20秒程度から調整
ピントマニュアルフォーカス
保存RAW+JPEG
白駒池での星景写真撮影

ピントは明るい星を拡大して合わせる

暗い星空ではオートフォーカスがうまく合わないことがあります。

ライブビューで明るい星を拡大し、マニュアルフォーカスで星が小さな点になる位置を探します。

シャッタースピードはレンズによって変える

焦点距離が長くなるほど、同じ露光時間でも星が線状に流れやすくなります。

撮影した写真を拡大し、星が点に見えているか確認しながらシャッタースピードを短くして調整してください。

星空撮影に持っていきたい機材

  • カメラ:マニュアル撮影ができる一眼レフ・ミラーレス
  • 広角レンズ:星空と湖・森を一緒に写しやすい
  • 三脚:長時間露光では重要
  • 予備バッテリー:低温時のバッテリー低下に備える
  • ヘッドライト:駐車場からの移動に必須

星空撮影では周囲の人の暗順応を妨げないよう、必要以上に強いライトを照らし続けないよう配慮しましょう。

赤色灯を搭載したヘッドライトがあると便利です。

白駒荘では「湖上星空ボート」も実施されている

白駒池の星空について調べていると気になるのが、白駒荘が実施している「湖上星空ボート」です。

私は湖上星空ボートを体験していません。

ここでは、白駒荘が公開している2026年の公式情報を紹介します。

白駒荘では、夜の白駒池へボートで出て星空を楽しむ宿泊プランが案内されています。

2026年7月6日付の白駒荘のお知らせでは、2026年度は新月を中心に、次の日程を予定しています。

  • 6月11日・12日
  • 7月12日・13日
  • 8月6日・7日
  • 9月9日・10日
  • 10月7日・8日

同じ2026年のお知らせでは1日5組限定と案内されています。

一方、白駒荘の常設案内ページには異なる定員表記もあるため、実際に申し込む場合はその年の最新のお知らせと予約画面を優先して確認してください。

また、公式案内では小学生以上が対象で、ライフジャケットを着用し、飲酒時は乗船できないとされています。

天候によって実施できない場合もあります。

白駒荘の最新のお知らせを確認する

白駒池有料駐車場|営業期間中は24時間駐車可能

星空目的で訪れる場合に特に気になるのが、夜間の駐車場です。

佐久穂町観光協会の公式案内では、白駒池有料駐車場は4月下旬〜11月中旬の営業期間中、24時間駐車可能とされています。

駐車場白駒池有料駐車場
普通車料金600円/1日
営業期間4月下旬〜11月中旬が目安
利用時間営業期間中は24時間駐車可能
湖畔まで徒歩約15分

料金や営業期間は変更される可能性があるため、訪問前に公式情報を確認してください。

佐久穂町観光協会「白駒の池有料駐車場」

紅葉シーズンは駐車場の混雑に注意

白駒池周辺は、特に紅葉シーズンに多くの人が訪れます。

長野県も白駒池駐車場周辺について、深刻な交通渋滞が発生しているとして交通対策を実施しています。

2026年も、八千穂高原スキー場駐車場と白駒の池入口駐車場を結ぶ無料シャトルバスなどが案内されています。

紅葉時期に昼間から訪れてそのまま星空を待つ場合は、駐車場の混雑状況や交通対策を事前に確認しておきましょう。

長野県「白駒の池」周辺の交通対策

夜は駐車場から白駒池まで照明がない

星空目的で訪れる人にとって、駐車場が24時間利用できること以上に重要なのが湖畔までの道です。

白駒荘公式サイトでは、駐車場から白駒荘まで約600m・徒歩約15分で、夜間の登山道には外灯や照明がないと案内しています。

私が夜に歩いたときも、ヘッドライトなしで歩けるような明るさではありませんでした。

夜の白駒池へ行く場合は、ヘッドライトを必ず準備してください。

初めて訪れる場合は、できれば明るいうちに湖畔までのルートを一度確認しておくと安心です。

夜間は無理に湖を一周しない

白駒池の湖岸は昼間なら一周約40分が目安ですが、夜は状況がまったく違います。

暗闇では、

  • 木道の段差
  • 岩
  • 木の根
  • 濡れた場所
  • 分岐

などが見えにくくなります。

星空撮影が目的なら、暗闇の中で撮影場所を探して歩き回るより、昼間に確認した場所を利用する方が安全です。

また、夜間は野生動物と遭遇する可能性も考え、単独行動を避ける、周囲の状況に注意するなど安全を優先してください。

白駒池の紅葉と星空を一緒に撮るなら

私が白駒池を訪れた理由の一つが、紅葉と星空を同時に撮影したかったからです。

白駒池周辺の紅葉と自然

白駒池の紅葉時期は年によって変動するので、「毎年○月○日が見頃」と固定して考えることはできません。

紅葉と星空の両方を目的にするなら、

  • 最新の紅葉状況
  • 天気予報
  • 雲量
  • 月の出・月の入り
  • 天の川の位置

を組み合わせて撮影日を決める必要があります。

私は10月上旬に条件が合いましたが、同じ日付に行けば毎年同じ景色になるわけではありません。

苔を楽しむなら昼間も歩いてみたい

白駒池は星空だけでなく、湖の周囲に広がる苔の森でも知られています。

白駒荘の公式サイトでは、白駒池周辺の原生林が日本蘚苔類学会の「日本の貴重なコケの森」に認定されていることが紹介されています。

星空撮影だけを目的に夜になってから訪れるより、時間に余裕があれば明るいうちに到着し、苔の森と白駒池を散策しておくのがおすすめです。

昼間に歩いておけば、夜に湖畔へ向かう際のルート確認にもなります。

白駒池へのアクセス

車で行く場合

白駒池有料駐車場は、国道299号(メルヘン街道)沿いにあります。

星空目的の場合は帰りが夜になるため、山道の夜間運転にも注意してください。

また、国道299号の麦草峠周辺は冬期通行止めとなる期間があります。

2025〜2026年冬季の通行止めは、2026年4月16日に解除されました。

冬季・春先に訪れる場合は、その年の長野県道路情報を必ず確認してください。

公共交通機関で行く場合

2026年は、アルピコ交通の麦草峠線が7月18日〜10月25日に運行され、茅野駅から白駒池方面へアクセスできます。

ただし、星空観賞ができる時間まで滞在すると帰りの路線バスがない可能性が高いため、公共交通機関で星空を見るなら白駒荘などへの宿泊を前提に計画するのが現実的です。

バスの運行期間・時刻は年によって変わるため、最新の時刻表を確認してください。

アルピコ交通「麦草峠線」

白駒池で星空を見るときの服装

白駒池は標高2,100mを超えています。

白駒荘も、平地との気温差が大きいことを公式サイトで注意喚起しています。

特に星空撮影では、日中より気温が下がったうえに同じ場所で長時間立つため、かなり寒く感じます。

私が訪れた10月上旬も、防寒対策は重要でした。

  • 防風性のあるアウター
  • フリースやインサレーション
  • 長ズボン
  • 手袋
  • ニット帽
  • 歩きやすい靴

など、訪問日の予想気温に合わせて準備してください。

白駒池で星空を見るときの持ち物

  • ヘッドライト
  • 予備電池または予備ライト
  • 防寒着
  • 雨具
  • 飲み物
  • スマートフォン
  • モバイルバッテリー
  • 撮影するならカメラ・三脚
  • カメラの予備バッテリー

夜の山ではスマートフォンだけをライト代わりにするのではなく、両手を空けられるヘッドライトを用意しておくことをおすすめします。

白駒池の星空に関するよくある質問

白駒池で天の川は見える?

天候・月明かり・時期などの条件が合えば見ることができます。私が10月上旬に訪れたときも、湖畔から天の川を確認して撮影できました。

白駒池の駐車場は夜も利用できる?

佐久穂町観光協会では、白駒池有料駐車場について、4月下旬〜11月中旬の営業期間中は24時間駐車可能と案内しています。訪問前に最新の営業情報を確認してください。

駐車場から白駒池まで夜でも歩ける?

徒歩でアクセスできますが、夜間は登山道に照明がありません。ヘッドライトが必要です。初めて訪れる人は明るいうちにルートを確認しておくことをおすすめします。

白駒池の星空ボートは現在もある?

あります。白駒荘は2026年度も湖上星空ボートプランを案内しています。ただし開催日は限定されているため、最新のお知らせと宿泊予約画面を確認してください。

湖上星空ボートに実際に乗った?

私は湖上星空ボートには乗っていません。この記事で紹介しているボート情報は、白駒荘が公開している公式情報に基づいています。

白駒池を夜に一周するのがおすすめ?

初めて訪れる人にはおすすめしません。湖岸は昼間なら約40分で一周できますが、夜は足元や分岐が見えにくくなります。星空撮影が目的なら、明るいうちに安全な撮影場所と帰路を確認しておきましょう。

紅葉と星空を一緒に撮れる?

可能です。私は10月上旬に紅葉と星空を撮影しました。ただし、紅葉の進み具合も天候も毎年異なるため、最新の紅葉状況と星空条件の両方を確認してください。

まとめ|白駒池は昼と夜でまったく違う景色を見せてくれる

私は紅葉シーズンの10月上旬、夜9時過ぎに白駒池有料駐車場から歩き、湖畔で星空を撮影しました。

暗い原生林を歩くときは不安もありましたが、湖畔へ出たときに見えた星空と天の川は、今でも記憶に残っています。

一方で、白駒池の夜は「駐車場から15分だから簡単」とだけ考えて訪れる場所ではありません。

  • 駐車場:営業期間中は24時間利用可能
  • 湖畔まで:約600m・徒歩約15分
  • 夜間:登山道に外灯なし
  • 天の川:時期・時間・月明かりを確認
  • 紅葉期:交通混雑に注意
  • 防寒:標高2,100m超を前提に準備
  • 星空ボート:白駒荘の最新開催日を確認

できれば明るいうちに白駒池へ入り、湖畔や苔の森を歩きながら撮影場所を確認しておく。

そのうえで、天気・月・気温を確認して夜の星空を待つ。

このような計画にすると、白駒池らしい風景と星空の両方を、より安全に楽しめると思います。

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