百々ヶ峰の登山ルート|三田洞から権現山・西峰・真福寺山を周回

岐阜の低山

百々ヶ峰の登山ルート|三田洞から権現山・西峰・真福寺山を周回【所要時間・写真付き】

岐阜市の百々ヶ峰へ登るルートはいくつかありますが、初めて登るなら候補に入れたいのが三田洞側からのルートです。

ながら川ふれあいの森の三田洞側から入ると、登山道には分岐看板が多く、道も比較的よく整備されています。

ただし、実際に歩いてみると「ずっと楽な道」というわけではありません。

三田洞ルートの印象
前半は案内板が多く歩きやすい一方、権現山へ向かう長い木段は意外と体力を使います。さらに百々ヶ峰から西峰・真福寺山まで足を延ばすと、道幅が細くなり、木の根が露出した「登山道らしい道」に一気に変わります。

今回は実際に、

三田洞駐車場 → 権現山 → 百々ヶ峰 → 百々ヶ峰西峰 → 真福寺山 → 三田洞側へ下山

という周回ルートを歩きました。

この記事では、実際に撮影した分岐・登山道・山頂の写真とGPS記録を使いながら、三田洞ルートの歩き方、所要時間、難易度、注意点を詳しく紹介します。

百々ヶ峰・三田洞ルートの基本データ

登山日2026年9月12日
スタート7時34分ごろ
下山9時18分ごろ
実測距離約5.4km
実測時間約1時間45分
百々ヶ峰標高418m
主なピーク権現山・百々ヶ峰・百々ヶ峰西峰・真福寺山

私のこの日のペースはかなり速めです。初めて歩く場合は写真撮影や休憩も含め、3時間前後を目安にすると余裕があります。

百々ヶ峰山頂だけを往復するのと、西峰・真福寺山まで周回するのとでは、距離だけでなく登山道の雰囲気もかなり変わります。

三田洞駐車場から登山スタート

この日は土曜日の朝7時30分ごろに三田洞側の駐車場へ到着しました。

その時点で駐車スペースは7割ほど埋まっている印象でした。朝早い時間でしたが、すでに多くの登山者が山へ入っているようです。

実際、百々ヶ峰へ向かうメインルートでは10人ほどの登山者とすれ違いました。

駐車場の場所やトイレ、古津駐車場との違いについては、別記事の「百々ヶ峰の駐車場・登山口ガイド」で詳しく紹介しています。

木製ゲートを抜けて山の中へ


三田洞側には木製のゲートがあり、その横から登山者が通れるようになっています。

最初から険しい山道になるわけではなく、しばらくは比較的歩きやすい道が続きます。


周囲は木々に囲まれており、低山ながらしっかり森の中を歩いている感覚があります。

分岐には案内板が多く、ルートは比較的わかりやすい


三田洞ルートを歩いて感じた大きなメリットが、分岐に案内板がしっかり設置されていることです。

複数の道が交差する場所では現在地を示す番号もあり、YAMAPなどの登山地図と合わせて確認すれば、私は特に迷う場面はありませんでした。

ただし百々ヶ峰周辺は登山道や管理道が複数あります。看板があるからと油断せず、分岐では現在地を確認してから進むのがおすすめです。

権現山へ向かう長い木段が最初の頑張りどころ


分岐を過ぎて登山道へ入ると、長い木段が続く区間があります。

登山道そのものはよく整備されていて歩きやすいのですが、1段ずつ登っていると想像以上に息が上がります。

この日の朝の気温は約25℃。前日に雨が降ったこともあって湿気が多く、歩き始めて10分ほどでかなり汗をかきました。

低山だから暑さには注意
標高が低い百々ヶ峰では、夏から初秋にかけて朝でも蒸し暑く感じます。この日は午後に33℃まで上がる予報だったため、早朝から歩きました。

権現山山頂|標識はあるが眺望はほぼない


木段を登っていくと権現山の山頂に到着します。

山頂には「権現山」と書かれた標識がありますが、周囲を木々に囲まれているため、ここから大きく景色が開けるわけではありません。

景色を目的に休憩するというより、百々ヶ峰へ向かう途中のピークとして通過する場所という印象でした。

権現山を下ると山中のトイレ付近でルートが合流


権現山から一度下っていくと、山中にあるトイレ付近へ出ます。

ここは別方向から延びてくる管理道とも合流するポイントです。

百々ヶ峰の山中でトイレを利用できる場所があるのは安心材料です。山頂へ向かう前の休憩ポイントとしても分かりやすい場所でした。

百々ヶ峰山頂直前はもう一度しっかり登る


トイレ付近から百々ヶ峰山頂へ向かうと、最後にもう一度まとまった登りがあります。

木段が整備されているので危険な登りではありませんが、ここまで歩いてきた脚には意外と効きます。

階段の上に展望台が見えてくれば、百々ヶ峰山頂はすぐそこです。

百々ヶ峰山頂は展望台からの景色が魅力



標高418mの百々ヶ峰は岐阜市で最も標高が高い山です。

山頂には木製の展望台があり、今回の登山でも金華山や長良川、岐阜市街方面を見渡すことができました。

この日は雲が残っていましたが、雲の切れ間から金華山の山並みや長良川、市街地が見え、低山とは思えない広がりを感じられました。

三田洞ルートを初めて歩くのであれば、ここを目的地として往復するだけでも十分楽しめます。

百々ヶ峰から西峰へ進むと登山道の雰囲気が一変


今回特に面白かったのが、百々ヶ峰本峰を越えて西峰方面へ進んだときの変化です。

百々ヶ峰までの道は木段や整備された道が多いのに対し、西峰方面へ入ると道幅が細くなり、木の根が露出した登山道が増えてきます。

区間登山道の印象眺望
三田洞〜権現山整備された道・長い木段少なめ
権現山〜百々ヶ峰案内板が多く歩きやすい山頂は非常に良い
百々ヶ峰〜西峰細い道・木の根が多い少なめ
西峰〜真福寺山静かで山深い雰囲気一部あり

同じ百々ヶ峰周辺でも、これほど登山道の雰囲気が変わるのは面白いところです。

百々ヶ峰西峰は標高341m|静かな山頂


百々ヶ峰西峰は標高341m。

山頂には標識がありますが、木々に囲まれており、大きな眺望はありません。

その代わり、本峰と比べると歩く人がかなり少なくなります。

今回、本峰周辺では何人もの登山者とすれ違いましたが、西峰方面ではすれ違ったのは1人だけでした。

西峰から真福寺山までは約5分|反射板は迫力あり


西峰からさらに進むと、約5分で真福寺山へ到着しました。

わずかな距離ですが、西峰を過ぎると森の雰囲気がさらに変わります。

この日は前日の雨の影響もあり、地面は湿り気が多く、少し暗くじめじめした雰囲気でした。

9月の土曜日、朝8時50分前後でしたがクモの巣がかなり残っており、この時間までほとんど人が通っていなかったことがうかがえます。


この区間で印象的だったのが、大きな反射板です。

遠くから見ることはあっても、登山道からここまで間近で見る機会は少なく、実際に近くまで行くとかなりの大きさと迫力があります。

西峰・真福寺山まで周回するなら雨上がりは足元に注意

百々ヶ峰山頂までの主要ルートは比較的整備されていますが、西峰方面では状況が変わります。

木の根が露出した場所や細い登山道があり、雨の後は特に滑りやすく感じる場所があります。

また夏から初秋は蚊などの虫も多く、この日はまだセミの鳴き声も聞こえていました。

山頂往復と周回は分けて考えるのがおすすめ
三田洞から百々ヶ峰山頂までなら、登山道が整備されており初心者でも挑戦しやすいコースです。一方、西峰・真福寺山まで周回すると、細い道や木の根の多い区間が増えるため、少し登山経験があるとより安心です。

百々ヶ峰・三田洞ルートはこんな人におすすめ

実際に歩いた印象では、三田洞ルートの良さは「歩きやすさ」だけではありません。

案内板の多い整備された道、長い木段、権現山、百々ヶ峰山頂の展望、木の根が続く西峰方面の登山道、静かな真福寺山と、短い距離の中で登山道の表情が大きく変化します。

初めてなら百々ヶ峰山頂まで。少し歩きごたえがほしければ、西峰・真福寺山まで周回する。

このように体力や経験に合わせてコースを調整しやすいのも、三田洞側から登る魅力だと思います。

百々ヶ峰・三田洞ルートのよくある質問

百々ヶ峰の三田洞ルートは初心者でも登れますか?

百々ヶ峰山頂までであれば、案内板が多く登山道も比較的整備されているため、低山登山を始めたい人にも歩きやすいルートです。ただし長い木段があり、体力は必要です。

三田洞から百々ヶ峰までの所要時間は?

今回、西峰・真福寺山まで含めた約5.4kmの周回を約1時間45分で歩きましたが、これはかなり速いペースです。初めて歩く場合は休憩や山頂での滞在を含め、3時間前後を見ておくと余裕があります。

登山途中にトイレはありますか?

三田洞側のスタート地点周辺にトイレがあるほか、権現山と百々ヶ峰の間にも山中のトイレがあります。登山前に場所を確認しておくと安心です。

三田洞ルートは迷いやすいですか?

主要な分岐には案内板が設置されており、私はYAMAPの地図と合わせて確認することで迷うことはありませんでした。ただし登山道や管理道が複数交差するため、分岐ごとに現在地を確認するのがおすすめです。

まとめ|三田洞ルートは百々ヶ峰の魅力を一度に楽しめる

三田洞側からの百々ヶ峰登山は、案内板が多く、比較的歩きやすいルートです。

一方で、権現山へ向かう長い木段はしっかり登りごたえがあり、百々ヶ峰から西峰・真福寺山へ進めば、木の根が露出した細い登山道も楽しめます。

そして何より、百々ヶ峰山頂から眺める金華山、長良川、岐阜市街の景色は、このコースを歩く大きな魅力です。

初めての百々ヶ峰なら山頂往復。
もう少し歩きたいなら西峰・真福寺山まで周回。

三田洞ルートは、自分の体力に合わせて百々ヶ峰を楽しみやすい登山ルートです。

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